街頭演説集

第289回 「ノーマスク学校生活宣言」勝利の方程式を一挙公開!

Facebook 2021.6.1

 昨日5月31日は国会議員と久々にバッティングしたものの、289回目の街頭演説。テーマは「ノーマスク学校生活宣言」についてです。これでコロナ詐欺に関して5回連続のシリーズとなりました。
 去る5月27日、高槻市立小学校5年生の児童が体育の持久走授業中マスク装着のまま倒れ、その後死亡したというニュースが飛び込んで来ました。これまでも同委員会にジャーナリストが取材を申し入れても回答すらなく、この事実を隠蔽していたのです。
 と言いますのも、事故があったのは2月18日ですので、ニュース報道は3ヶ月以上を経過してのことでした。報道では該当小学校名を伏せていますが、阿武(あぶ)山小学校です。これはマスクは危(あぶ)ないという天の啓示と思えてなりません。
 問題は、文科省の衛生管理マニュアルでは、「体育時はマスクの着用は必要ない」と定められていたにも関わらず、児童がマスクを着用し、それを教師が放置していたことにあります。学校側は「苦しかったらいつでもマスクを外してもよいと指導していた。マスク着用は児童の自己判断だった」と教師も校長も、そして教育委員会ですら、責任から逃れようとしている事実があります。子供が自身の判断でマスクを外すことができるでしょうか?周囲がマスクをしており、指導する教諭もそうであれば、それを外す勇気なんかないのです。
 世田谷区立某小学校では、水泳の授業に「マスクを持参、できれば防水用で」との保護者宛ラインを送信しました。このように学校現場では校長や教諭の裁量により、マスク着用の過剰指導があります。呉市立某小学校でも運動会でマスク装着のまま競技をしたとの情報も飛び込んで来ました。

 一方、国民の情報公開請求に対し、マスク装着には、「感染症予防等の科学的根拠はない」と文科省は回答しています。実際、ウイルスは0.1マイクロメートル、不織布マスクの編み目はその50倍の5マイクロメートルもあり、完全にウイルスが透過し、意味がないのです。せいぜい、風邪をひいている方が咳による飛沫を防止するために装着するのがエチケットとされている程度です。
 方やマスクの弊害に関する学説は沢山あります。酸欠状態になり、脳に酸素が十分行き渡らないと海馬神経が3分で死滅し、悪影響を及ぼすことが上げられます。また、自身が排出した二酸化炭素を吸入することになるため、体調不良を引き起こし、最悪発癌性物質までも吸入します。
 また、空気中に漂うウイルスは他細胞に寄生し難く、3分で死滅しますが、マスクの中はばい菌が充満するので、そこにウイルスが寄生することで7日間は生き続けることができるのです。総じて免疫低下を招き、却って感染症を引き起こす要因になり易いことを知るべきです。つまりマスク装着は健康にとって逆効果になるのです。
 加えて、相手の顔の表情を読み取り難くなることから、児童生徒のコミュニケーション能力の欠如を招きます。情操教育による脳の発達に遅れを来す訳です。
 最近ドイツの科学者が、「マスク着用生活による心身の変化」を0歳から18歳までの約2万5千人を対象に調査を実施したところ、68%が何らかの障害があったとする親からの報告を発表しました。その中には、過敏性、頭痛、集中力低下、幸福感の低下等がありました。

 この様な中で、目覚めた一部保護者は、我が子を守るために学校生活でのノーマスクを訴えて来ました。ところが、学校生活における「原則マスク着用」に関し、校長は市教委からの指示、市教委は文科省からの通知、そして学校教育法に基づく校長裁量を主張し、平行線を辿って来ました。特に保護者が、「マスクを外すように全児童に通知等で発して欲しい」と、マスクの弊害資料を渡して訴えても、「我々公務員はお上に従うだけ」と、空虚になっていたのです。

 そんな時に、愛知県の某市立小学校の母親が我が子のノーマスクを3段階の試練を全て乗り越え勝利した武勇伝を紹介します。

  1. マスク弊害の資料を校長、市教委に提出し、我が子を守るためにノーマスクを主張
  2. 一旦は認められるも教頭から、「ノーマスクは本校に感染者が出た場合、濃厚接触者に該当するので、せめてフェイスシールドを装着して欲しい」と保護者に依頼
  3. 納得いかず文科省に直接電話で尋ねたところ、「マスク着用に法的義務はなく、強制はできない。その判断はあくまで保護者の裁量」との回答を得、それを教育委員会に伝えると黙ってしまい、ノーマスクを維持
  4. 他の保護者から学校へ苦情があり、教頭が我が子だけを「教室の隅に配し、その周りをアクリル板で仕切りたい」と相談あり
  5. 母親から谷本に相談があったので、学校運営ガイドラインには「差別・偏見は許してはならない」と書いてあり、「学校は偏見のある保護者からの圧力に屈し、子供を守ることを忘れて、差別を助長することになり、教育者として失格」と、このガイドラインを主張するようアドバイス
  6. マスクや、それに変わるものを強いることは刑法223条の強要罪に当たり、校長と言えどもそれを強制することはできない」旨を主張したのが決め手となり、ノーマスクを貫いて現在に至る。

 この経緯がそのままノーマスク勝利の方程式になろうかと思います。
 そこで私は、先週広島市教育委員会、廿日市市教育委員会、呉市教育委員会の各担当課長に対し、我が子のノーマスクを望む保護者を同席させ、マスクの弊害と共にこの経緯を説明しました。
 これはあくまで、「我が子のノーマスクを認めて欲しい」との嘆願ではなく、「校長と言えども保護者の権利に介入することは許さない」との確固たる決意表明でした。これに対してはさすがにどの市教委も全く反論ができませんでした。
 それで週明けから各保護者は、私が作成した「ノーマスク学校生活宣言書」を最寄りの校長に手渡し、マスクから開放されます。その際、予め市教委から該当する各校長に対し、根回しをしてもらいます。そうしないと校長等が抵抗を示すからです。そうではなく、教育委員会もこの件を承知で、それを受け入れていることを知らしめることで校長に安心感に繋がり、それを黙視せざるを得ない状況に追い込むのです。
 但し、他の問題が予想されます。一人の児童がマスクを外すと、他の児童から嫌がらせや虐めの対象になる危険性があることです。このため過去多くの親は、我が子のマスク着用を妥協していたのです。ですから校長は担任教諭や養護教諭等に指示し、そのような偏見や差別が起こらないよう、ホームルームで最初にきちっと説明することが肝要です。
 また、愛知県でもあったように、他の保護者やPTAからの圧力に決して屈してはなりません。そのこともよくよく校長に解ってもらえるような宣言書にしているのです。

 そして最後の難関は、家庭問題です。足下がふらつけば、この宣言は成功しません。
 例えば母親はノーマスクを願っていても、父親はそれを許さないとか、逆のケースもあるでしょう。或いは、夫婦ともノーマスクには賛成するが、世間体や、他の児童からの虐めを気にして、他方が宣言を断念するケースです。
 また、親がノーマスク宣言しても、その子供が、校内での同調圧力に屈して、マスクを着けてしまうことが十分考えられます。
 これらの場合は、10歳男児と5歳女児(現在は削除されています)によるノーマスクの訴え動画を親子、或いは家族全員でで視聴し、十分な話し合いを持つことが肝要です。敵は内にありです。そこを克服することが大前提となります。

 具体的な手順を示します。

  1. 家庭内で、ノーマスク訴え動画を視聴したり、マスクの弊害を話し合い、合意を形成。特に我が子が納得いくこと
  2. 教育委員会の課長または課長補佐クラスにアポをとり、マスクの弊害資料と合わせ、谷本作成の市教委宛「ノーマスク学校生活宣言書」を手渡す。
  3. 市教委から最寄りの校長宛に先立って話をしてもらった上で、校長宛の「ノーマスク学校生活宣言書」を提出
  4. 提出日若しくは翌日から、我が子によるノーマスクの実践。その日からマスクを持参させない。
  5. 学童保育の場合は、担当課長に会い、同様の手順を踏襲し、宣言書を学童保育施設長に提出

 宣言した児童を見て、それが他の児童からその保護者に情報が必ず伝わります。すると、ノーマスクを心で願いつつ、言い出せなかった賛同する保護者が必ず出現します。そして聴いて来ます。「どうやったらノーマスクを実現できるのか?」と・・・。そうなったらしめたもの。「勝利の方程式」を実践するのみです。
 同様の「ノーマスク学校生活宣言書」を校長に提出すればOKです。そうこうする内に校内やクラスでノーマスクが徐々に増えて来ます。そうなれば、一気にノーマスク児童が増えることになるでしょう。
 この勢力が半分程度になれば、これら保護者が団結して、学校から全校生徒に「学校生活においてノーマスクが可能である」との通知を出してもらうことが実現性を帯びて来るでしょう。上から変えることは、文科省の間違った通知、即ち学校運営ガイドラインに基づく衛生管理マニュアルが楯となり、成功は甚だしく困難です。ですからボトムアップでノーマスクをマイナーからこつこつとメジャーに育てるよりないのです。
 勿論この噂は他校にも広まります。ノーマスク宣言を発したい保護者が増えて来ることを切に願っています。我が膝元の学校からノーマスクを発信して行きましょう!

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