新庁舎建設に伴い、公共施設集約化を徹底せよ!
Facebook 2016.10.26
一昨日は63回目の街頭演説。テーマは、新庁舎建設に伴う公共施設の集約化についてです。
新庁舎が豪華過ぎるとの市民の声をよく耳にするところです。勿論これには、市民会館と合築したことで、くれ絆ホールを要していることに加え、行政部署の集約が背景にあることを、先ず以て押さえておく必要があります。
具体的には、つばき会館に入っていた産業部、教育委員会、監査事務局は新庁舎に合流しました。また、すこやかセンターくれに入っていた福祉保健部の内、保健所を除く部署の殆どが新庁舎に合流。加えて福祉会館に入居していた人権センターも新庁舎に入居したのです。更に、新庁舎内にくれ協働センターを新設し、ビューポートくれから国際交流広場をそこに移転しています。
ということは、旧庁舎に比べて職員も増えているのは勿論のこと、行政サービスを受けるために訪れる市民も、特に福祉部門を初めとして増加しているのです。
では、行政部署が抜けたつばき会館の活用はどうなっているのでしょうか?それは来る12月12日から上下水道局の建設部門が入居することとなっており、既に改修工事が進んでいます。6階にあった職員厚生会は福祉会館4階に今年度から既に移転しており、つばき会館の6階全体は、生涯学習センターを拡充することになりました。生涯学習センターは、現在4階と5階、7階のアリーナ部分でしたが、6階が加わることで連続性が確保されます。
現在の新庁舎建設地には市民会館が建っていましたが、くれ絆ホールにすることで、講座室や貸し室がなくなった分、及び福祉会館の5階ホールを含めた貸し室が廃止された部分をこのつばき開館6階で補うことができます。
上下水道局が抜けた以降は、耐震基準を満たしていないその建物を解体し、消防局・西消防署が移転することが決まっており、来年度実施設計、30~32年度に新築することとなります。現消防局も防災の拠点ながら、耐震基準を満たしていないためです。
となりますと、消防局は解体して跡地を売却することになるでしょう。
そして、福祉部門が抜けたすこやかセンターくれですが、5階には機能訓練室が3階から移転し、保健所が既にこの10月から移転し業務を開始しています。4階には呉市歯科医師会と呉口腔保健センターが、福祉会館前から移転致しました。そしてルンビニ幼稚園跡地を借りていた不登校児童が対象のつばき学級中央教室も移転しています。3階は、「産前・産後サポートセンター『えがお』」と健康増進課、子育て相談グループがやはり10月から業務を開始しました。
福祉会館はと言いますと、すこやかセンターくれ別館に入居していた呉市社会福祉協議会が移転して、今年度から1階と2階で業務を開始しています。そのため2階にあった呉安芸地域障害者就業・生活支援センターは3階に移転し、残った空間をふれあい会館に入居していた収益事業をしない公共的団体が、この10月に移転したところです。4階には、つばき会館6階にあった職員厚生会が、既存の職員労働組合と共に入り、5階は旧庁舎から唯一選挙管理委員会が移転し、今年度から業務を開始しています。
因みに社会福祉協議会が入っていたすこやかセンターくれ別館は、先般民間売却契約が成立したところです。また、公共的団体が退出移転したふれあい会館は、耐震基準を満たしていないため今年度解体費が予算計上されており、売却予定となっています。
ということは、新庁舎建設に伴って、公共施設が集約され、すこやかセンターくれ別館は既に売却し、ふれあい会館は近く解体し、土地を売却予定、消防局は近い将来解体し、売却する見込みであって、これらは呉市の大きな歳入になることを知って欲しいのです。 加えて、一部テナント貸しすることで使用料収入が入って来たり、つばき学級においては、民間に支払っていた家賃が節約できることになる訳です。
但し、これで全てうまくいった訳ではありません。まだまだ中心部において、集約すべき所があるというのが私の見解です。
その第一は、レクレビルにテナント入居している呉市すこやか子育て支援センターです。これは家賃と共益費を合わせて年間1,650万円支払っています。同様に呉市観光情報プラザもレクレビル内にテナント入居しています。
そして、ふれあい会館に入居していた、呉市全額出捐の一般社団法人・呉市勤労者福祉サービスセンターの移転先はまだ決まっていません。
それに対して、交通局が入っていた呉駅西共同ビルや、そごう呉店の事務所が入っていた呉駅西中央ビルも、まだ空きスペースがあるのです。加えて国際交流広場が抜けたビューポートくれの2階の一部も未活用のままです。
更には、すこやかセンターくれの1階多目的ホールは、福祉部門が移転することで稼働率が大幅に低下しておりますし、福祉会館の1・2階に転居した社会福祉協議会は、これまでより1.7倍の床面積に増えており、活用方法に疑問が残ります。
呉市は、公共施設再配置計画を推進しているのですから、新庁舎建設に合わせて、もっと集約方法を詰めるべきではなかったか、というのが私の意見です。この様に未活用部分が多かったり、民間施設を活用していたり、空きテナントの活用ができていなかったり、課題が山積しおり、これらを一層合理化する手段を市民に説明できないと、新庁舎建設も市民のご納得を完全に頂くのは難しいと考えています。
新庁舎が豪華過ぎるとの市民の声をよく耳にするところです。勿論これには、市民会館と合築したことで、くれ絆ホールを要していることに加え、行政部署の集約が背景にあることを、先ず以て押さえておく必要があります。
具体的には、つばき会館に入っていた産業部、教育委員会、監査事務局は新庁舎に合流しました。また、すこやかセンターくれに入っていた福祉保健部の内、保健所を除く部署の殆どが新庁舎に合流。加えて福祉会館に入居していた人権センターも新庁舎に入居したのです。更に、新庁舎内にくれ協働センターを新設し、ビューポートくれから国際交流広場をそこに移転しています。
ということは、旧庁舎に比べて職員も増えているのは勿論のこと、行政サービスを受けるために訪れる市民も、特に福祉部門を初めとして増加しているのです。
では、行政部署が抜けたつばき会館の活用はどうなっているのでしょうか?それは来る12月12日から上下水道局の建設部門が入居することとなっており、既に改修工事が進んでいます。6階にあった職員厚生会は福祉会館4階に今年度から既に移転しており、つばき会館の6階全体は、生涯学習センターを拡充することになりました。生涯学習センターは、現在4階と5階、7階のアリーナ部分でしたが、6階が加わることで連続性が確保されます。
現在の新庁舎建設地には市民会館が建っていましたが、くれ絆ホールにすることで、講座室や貸し室がなくなった分、及び福祉会館の5階ホールを含めた貸し室が廃止された部分をこのつばき開館6階で補うことができます。
上下水道局が抜けた以降は、耐震基準を満たしていないその建物を解体し、消防局・西消防署が移転することが決まっており、来年度実施設計、30~32年度に新築することとなります。現消防局も防災の拠点ながら、耐震基準を満たしていないためです。
となりますと、消防局は解体して跡地を売却することになるでしょう。
そして、福祉部門が抜けたすこやかセンターくれですが、5階には機能訓練室が3階から移転し、保健所が既にこの10月から移転し業務を開始しています。4階には呉市歯科医師会と呉口腔保健センターが、福祉会館前から移転致しました。そしてルンビニ幼稚園跡地を借りていた不登校児童が対象のつばき学級中央教室も移転しています。3階は、「産前・産後サポートセンター『えがお』」と健康増進課、子育て相談グループがやはり10月から業務を開始しました。
福祉会館はと言いますと、すこやかセンターくれ別館に入居していた呉市社会福祉協議会が移転して、今年度から1階と2階で業務を開始しています。そのため2階にあった呉安芸地域障害者就業・生活支援センターは3階に移転し、残った空間をふれあい会館に入居していた収益事業をしない公共的団体が、この10月に移転したところです。4階には、つばき会館6階にあった職員厚生会が、既存の職員労働組合と共に入り、5階は旧庁舎から唯一選挙管理委員会が移転し、今年度から業務を開始しています。
因みに社会福祉協議会が入っていたすこやかセンターくれ別館は、先般民間売却契約が成立したところです。また、公共的団体が退出移転したふれあい会館は、耐震基準を満たしていないため今年度解体費が予算計上されており、売却予定となっています。
ということは、新庁舎建設に伴って、公共施設が集約され、すこやかセンターくれ別館は既に売却し、ふれあい会館は近く解体し、土地を売却予定、消防局は近い将来解体し、売却する見込みであって、これらは呉市の大きな歳入になることを知って欲しいのです。 加えて、一部テナント貸しすることで使用料収入が入って来たり、つばき学級においては、民間に支払っていた家賃が節約できることになる訳です。
但し、これで全てうまくいった訳ではありません。まだまだ中心部において、集約すべき所があるというのが私の見解です。
その第一は、レクレビルにテナント入居している呉市すこやか子育て支援センターです。これは家賃と共益費を合わせて年間1,650万円支払っています。同様に呉市観光情報プラザもレクレビル内にテナント入居しています。
そして、ふれあい会館に入居していた、呉市全額出捐の一般社団法人・呉市勤労者福祉サービスセンターの移転先はまだ決まっていません。
それに対して、交通局が入っていた呉駅西共同ビルや、そごう呉店の事務所が入っていた呉駅西中央ビルも、まだ空きスペースがあるのです。加えて国際交流広場が抜けたビューポートくれの2階の一部も未活用のままです。
更には、すこやかセンターくれの1階多目的ホールは、福祉部門が移転することで稼働率が大幅に低下しておりますし、福祉会館の1・2階に転居した社会福祉協議会は、これまでより1.7倍の床面積に増えており、活用方法に疑問が残ります。
呉市は、公共施設再配置計画を推進しているのですから、新庁舎建設に合わせて、もっと集約方法を詰めるべきではなかったか、というのが私の意見です。この様に未活用部分が多かったり、民間施設を活用していたり、空きテナントの活用ができていなかったり、課題が山積しおり、これらを一層合理化する手段を市民に説明できないと、新庁舎建設も市民のご納得を完全に頂くのは難しいと考えています。