2022.11.4
本日11月4日(金)、戦艦大和の主砲を製作した際、削り取る役割を果たした大型旋盤が呉港に到着。去る11月1日(火)には、兵庫県播磨町にある㈱きしろ播磨工場内の岸壁から台船を通じて「第18住吉丸」に積み替えました。11月2日(水)に東播磨港を出港した後、同日夕方には呉港に入港していました。
本日は、大和ミュージアム西側にある宝町新岸壁に起重機船「さんこう」が接岸。そのクレーンを駆使して住吉丸から大型旋盤本体とその部品を何回かに分けて陸揚げしました。参考(さんこう)まで・・・。
その後、11月7日(月)に部品の組み立て作業が行われ、11月22日(火)の午前中から起重機船「駿河」で展示施設予定地に設置する予定です。ここは、大和ミュージアム敷地内で専用駐車場に隣接しています。
尚この機械は、(株)きしろで戦後の活用を終えて呉市に寄贈されたもので、大和ミュージアムリニューアルの一環として展示・整備します。幅5m、長さ20m、高さ4mもあり、重量は約160tです。その前にはてつのくじら館がそびえ立っており、丁度対峙する格好となります。